一目均衡表は、押し目買いや戻り売りに威力を発揮する

By: edkohler

FX 100円の取引では、為替相場を適切に予測することが大切となります。為替相場の予測には、テクニカル分析と呼ばれる手法が利用されます。

テクニカル分析は、ローソク足の上に数学的な裏付けに基づいたグラフや図表を表示させることで、将来の為替相場の動向を予測しやすくするものですテクニカル分析は、過去のデータを数学的に解析した結果に基づくものであるため、より客観的に相場の予測を可能にします。

このテクニカル分析で代表的なものに、一目均衡表と呼ばれる分析手法が存在します。一目均衡表は、日本の株式評論家、細田悟一が人生をかけて考案した分析方法です。戦前の株式市場の分析から導き出された法則を、数式に落とし込んだ分析手法で、為替相場においても強力な威力を発揮するため、現在ではすべてのトレードソフトで描出可能なテクニカル手法となっています。

一目均衡表の特徴は、相場の波をグラフで描写できるという点にあります。為替や株のような金融相場には波があります。相場に急変が発生し突然の暴騰や暴落が発生した後には、必ず元の水準に戻ろうとする力が働きます。一目均衡表は、そのような相場の波について、一目で把握できるようになっているのです。

一目均衡表には、遅行線や雲といった領域がプロットされます。これはチャート上のレートを左や右に、つまり過去や未来の時点にずらすことで遅行線や雲と呼ばれる領域を描出し、その遅行線や雲に対して現在のローソク足がどこに位置しているかで、相場の状況を把握しようとするものです。

例えばローソク足が雲を上抜けし、かつ遅行線もローソク足を上抜けするという場合には、相場が本格的な上昇局面に入ったと判断します。また、遅行線がローソク足を突き抜けるときはトレンドが転換するシグナルとなっており、相場の波を把握できるようになっているのです。

このように一目均衡表は、為替相場の波を直感的に把握するのに最適なテクニカル手法です。戻り売りや押し目買いのような、相場が反発するところを狙ってトレードする場合、この一目均衡表は特に威力を発揮します。なお一目均衡表は他のテクニカルと同様に、時間軸が長めの方が、より正確性が高くなります。